「英語」の授業では、教員の解説を聞くだけでなく、ペアやグループで意見を交換しながら英語について考える時間を多く設けています。仲間と話し合う中で、新しい表現や考え方に気づき、英語の知識を実際のやり取りに結びつけていきます。こうした活動を通して、英語力だけでなく、相手の意見を尊重しながら円滑にコミュニケーションを図る力の基礎を養っています。

「英語」の授業では、テキストをスクリーンに映し出しながら内容を解説しています。語彙や文法、背景知識をその場で補足することで、難易度の高いリーディング教材でも理解を深めやすい工夫をしています。学生は自分の教材を確認しながら解説を視覚的に追うことができ、英語の構造や意味のつながりをより明確に把握できるようになります。ICTを活用することで、学びの「見える化」と学習者の理解促進を目指しています。

「英会話」の授業では、一方的な説明にとどまらず、実際のコミュニケーションに焦点を当てた授業を行っています。英語が使われる場面の動画を視聴しながら、自分が英語を使う姿をイメージすることで、表現の理解を深めます。その後、ペアワークやディスカッションを通して実際に英語を使い、学びを体験的に定着させます。映像や対話を組み合わせることで、学生が英語を使うことへの抵抗感を減らし、自然にコミュニケーションに参加できるよう工夫しています。

農学部の「英語」や「英会話」の授業では、自律的な学びを促すために、授業外でも視聴できる動画教材や音声教材を活用しています。写真は授業で使用している動画教材の一例です。学生はパソコンやスマートフォンなど、自分に合ったデバイスで学習を進めることができ、実際のコミュニケーションに役立つ内容を取り入れ、学生が自ら考え、表現する力を育む授業を行っています。

1年生の「健康・スポーツ科学Ⅰ・Ⅱ」では、男女一緒に、年間で14種類ものスポーツを経験します。写真は「ベースボール5」の様子。多様な運動を通して、健康習慣とコミュニケーション能力を身につけます。

トレーニングルームでの実習も行い、機器の使い方や効果的なトレーニング方法を学びます。この授業を機に、空き時間に定期的にトレーニングルームを利用する学生が多くいます。

農学部の実技では、男女一緒に、様々な種類のスポーツに取り組みます。写真は「レクリエーションスポーツ」の授業の1コマ。将来親になった時や子どもと関わる時に、子どもと一緒に楽しめる運動遊びを学ぶ機会もあります。

授業で身につけたスポーツの成果を発揮できる場として、例年約350人が参加する「農学部スポーツ大会」があります。春と秋の年２回、学部全体でスポーツ大会を行っている大学は全国でも類を見ないのでは！？また、「朝スポーツ」など農学部の学生が主体となってスポーツを楽しむ場も充実。授業の学びを日常に活かせる環境が整った文武両道の教育を行っています。