生物環境科学科

植物機能科学研究室

Laboratory of Plant Physiology and Function

乾きに負けず、塩にも負けず、
そんな植物の上手な生き方を探る

近藤歩 教授近藤歩 教授

藤茂雄 助教藤茂雄 准教授

研究内容

 自ら移動することのできない植物は、日中と夜間、晴天と雨天、四季の移り変わりなど、絶えず環境の変化にさらされています。地球規模でみれば、その変化は一層複雑になります。しかし多種多様な植物は、それぞれ周囲の環境に巧みに適応しながらライフサイクルを全うしています。
本研究室では、CAM植物を中心として、植物の様々な環境への適応機構、植物の持つ特異な機能の生理学的・生化学的解明に取り組んでおり、植物機能の環境修復への利用も視野に入れています。

研究室だより

春日井サボテンがJPRの表紙を飾る○春日井サボテン (食用ウチワサボテン) の越冬性に関する研究が,日本植物学会の英文誌 「Journal of Plant Research」の3月号に掲載され,その表紙も飾りました.どうぞご覧ください.カバーギャラリー和文要旨
研究室オリジナルサイトを更新しました (20230327).
○食用サボテンの取り組みについてはこちらをご覧ください.

研究室からのお知らせ

食用サボテンとチキンのピタパンサンド「エスニックサボーレ」を,オープンキャンパスの期間でも販売します (1個400円).場所は,天白キャンパスの校友会館2階にある「Green Bakery BOOK CAFÉ」です (正門の西隣り,郵便局のある建物の2階,正門の坂の途中からも入店できます).どうぞお試しください.

最近の主な論文・著書

・Kondo A, Ito M, Takeda Y, Kurahashi Y, Toh S, Funaguma T (2023) Morphological and antioxidant responses of Nopalea cochenillifera cv. Maya (edible Opuntia sp. “Kasugai Saboten”) to chilling acclimatization. J. Plant Res., 136: 211–225
・近藤 歩,伊藤彰規,船隈 透 (2019) 高塩濃度土壌におけるマツバギクのNaCl 集積能.日本土壌肥料科学雑誌,90: 138-146
・細川卓也,二宮健,船隈透,近藤歩 (2019) 名古屋市の屋外環境下における春日井サボテン (食用ウチワサボテン) の生育特性.東海作物研究,149: 1-9
・田中麻稀,恩田結,村井実愛子,山内大輝,山内雄登,船隈透,近藤歩 (2019) 春日井サボテン (食用ウチワサボテン) の茎節に含まれるリンゴ酸,デンプン,ミネラル成分:CAM植物サボテンの生理学的・構造的特性を考慮した解析.東海作物研究,149: 10-16
Update :

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