応用生物化学科

食品機能学研究室

Laboratory of Functional Food Science and Technology

肉製品や乳製品の
“多才”な機能を知る

林利哉 教授林利哉 教授

長澤麻央 助教長澤麻央 助教

研究内容

「動物性タンパク質食品の加工と機能性に関する研究」をメインテーマに掲げ、安全で、美味しく、かつ健康に役立つ食品の創製を行っています。そのための加工技術の理論と実際について検討。現在は発酵技術、レトルト技術を中心に研究を進めています。今後は、心身ともに美味しいと感じられる食の創製を目指すとともに、教育と研究内容との連関をより強め、食を通して社会に貢献しうる人材の育成に資するような研究を具現化していくのが目標です。

研究室だより

平成29年度研究室ごーむカミング大学祭のお知らせ!! 

 近頃少し秋らしさがでてまいりました。卒業生の皆様におかれましては、かわらず元気にご活躍のことと拝察しております。
 さて、今年は11月3日(金)、4日(土)の2日間、研究室を解放して先輩方のお越しをお待ちいたしております(営業時間:各日10時~17時半頃 *3日の11時頃~13時頃は建物周辺の激しい混雑が予想されますのでご注意ください)。2日(木)も学祭自体はやっておりますが、研究室はお休みとさせていただきます。
 研究室一同、先輩方のお越しを心よりお待ちしております。

研究室からのお知らせ

NEW!!【平成29年度】

芳賀先生の後任の長澤先生は早くも3年目を迎え、ますます元気にご活躍中です。一方の私は48歳アラフィフを迎えると同時に重度の老眼を患いながらもなんとか元気にやっております。芳賀先生は熊本にておいしく高機能な食品の探究に熱い情熱を注がれています。今年も早くも後半戦にさしかかりますが、院生、4年生(&3年生)ともども活発に活動しています。
 さて、いよいよ大学祭シーズンが迫ってきました!
今年は11月3日(金)、4日(土)の2日間、研究室を解放して先輩方のお越しをお待ちいたしております(営業時間:各日10時~17時半頃 *3日の11時頃~13時頃は建物周辺の激しい混雑が予想されますのでご注意ください)。2日(木)も学祭自体はやっておりますが、研究室はお休みとさせていただきます。
 研究室一同、先輩方のお越しを心よりお待ちしております。




【平成27年度】
25年もの歳月をかけて、この研究室をつくりあげ、368名もの卒業生を輩出してこられた芳賀聖一先生が真に惜しまれつつ、ついにご退職なさいました。ご退職後は、これまでのご経験をいかされ、先生らしく、しかしこれまでとは少し違った形で社会貢献を続けていかれるようです。そんな先生に見守られつつ、研究室がますます発展できるよう私共も微力を尽くします。先生の今後のますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

・長澤先生が九州大学より着任!!!と同時に研究室スタート・・・がしかし、早くも就職活動最盛期・・・”後ろ倒し”が負に作用し、過密な就活スケジュールを余儀なくされています(4/7~)
・ワーキングビー参加(4/24)
・恒例の農場での初ソーセージづくり(4/28, 5/1)
・長澤先生歓迎会!(5/1)
・農学部スポーツ大会参加。4年生の就職活動や、エース長澤先生が学会出張等、全員集合とはならずも、なんとか1勝!(5/23)
・学生実験スタート(5/25~)
・芳賀先生ご退職・名誉教授就任記念祝賀会 約200名集結!!(6/21)
・オープンキャンパス(8/1, 2)
・卒研中間報告会(8/4)
・食品加工実習(前半)(8/24~26)
・宮崎大学 集中講義(林教授)(8/31~9/4)
・食品加工実習(後半)(9/7~9/10:台風休講につき、1日順延)
・CBCラジオに出演(林教授)(10/9&11/24)
・大学祭(10/29~31)例年よりも少なかったですが、延べ人数で数十名の卒業生が訪れました!芳賀イズム健在です。
・三年生歓迎会(11/13)
・院生の浅井さんが名城大学天白キャンパスで開催された日本食品科学工学会中部支部大会で口頭発表しました(12/5)
・研究室忘年会(12/15)
・テックデザイン講演会にて林教授が講演(東京)(12/18)


【平成26年度】
・研究室スタート!新年度を迎え、恒例の農場でのモデルソーセージ作製(4/7~)
・スポーツ大会参加。エースで四番がご不在、かつ男子学生の少ない中、1勝を目指して全力をつくしました。結果は今年も・・・(5/17)
・学生実験スタート!(5/19~7/4)
・ワーキングビー参加(5/25, 7/25)
・オープンキャンパスにて、ホイップドクリームのおいしさ比較をはじめ、乳・肉の科学に関する企画を研究室総出で行いました。一日当たり100名ほどの高校生と保護者の方々が訪れ、昨年に続き大盛況でした(8/2, 3)
・4年生、前期まとめの中間発表を行いました(打ち上げ有)(8/4)
・教員両名と小川技能員が猛暑の中、附属農場にて食品加工実習を行いました(8/28~30&9/11~13)
・芳賀先生が今年も宮崎大学の要請を受け、乳・肉・卵に関する集中講義を行いました(8/25~)
・総勢16名の新研究室員(3年生)を迎え、歓迎会を行いました(9/19)
・大学祭にて恒例の研究室解放!久々に家族併せて100名超!!沢山の卒業生達が集結しました(10/30~11/1)
・ゼミの一環で、行政、食品企業、学生共同の食に関する意見交換会を行いました(11/10)
・キャリア支援事業、研究室ゼミの一環で、名古屋市南部市場(食肉衛生検査所)の見学にでかけました(12/19)
・平成26年度農学部卒業研究発表会が開催され、研究室4年生全員(17名)がご父兄も含めた沢山の参加者が見守る中、有終の美を飾りました。当研究室では今年もご父兄を招待し、お陰様で95%におよぶ保護者の方々にご参加いただけました。その後の懇談会も非常に盛況でした(3年生も協力・参加)。この場を借りて感謝申し上げます(2/14)
・平成26年度農学研究科修士論文発表会があり、伊藤君、西村君がそれぞれ立派に発表を終えました(2/16)

最近の主な論文・著書

・Nagasawa, M., Ikeda, H., Kawase, T., Iwamoto, A., Yasuo, S. and Furuse, M. (2015)Suppressed expression of cystathionine β-synthase and smaller cerebellum in Wistar Kyoto rats, Brain Res., 1624, 208-213.
・Nagasawa, M., Otsuka, T., Yasuo, S. and Furuse, M. (2015)Chronic imipramine treatment differentially alters the brain and plasma amino acid metabolism in Wistar Kyoti rats, Eur. J. Pharmacol., 762, 127-135.
・長澤麻央(2015)食生活の改善によるストレス制御に関する研究,栄養生理研究会報,59,25-33.
・Nagasawa, M., Otsuka, T., Ogino, Y., Yoshida, J., Tomonaga, S., Yasuo, S. and Furuse, M.(2014)Orally administered whole egg demonstrates antidepressant-like effects in the forced swimming test on rats, Acta Neuropsychiatrica, 26, 209-217.
・Hayashi, T. and Haga, S. (2013) Effect of fermentation with psychrotrophic lactic acid bacteria on the microstructure and physical properties of heat-induced myofibrillar protein gels, Jpn. J. Food Eng., 14, 177-180.
・林 利哉・芳賀聖一(2013)畜肉タンパク質のゲル物性と組織構造ーレトルト加熱ゲルを中心にー 「ゲルの安定化と機能性付与・次世代への応用開発(技術情報協会),pp. 413-417
・Hayashi, T., Washio, S., Arakawa, M., Taguchi, M., Toyoda, N. and Haga, S. (2011) Evaluation of the functional properties in pork meat fermented by psychrotrophic bacteria, Int. Cong. Meat Sci. Technol., 57, P395 (pp.1-4).
・Aota, K., Ichinoseki, S., Numata, M., Kosai, K., Miyaguchi, Y., Hayashi, T. and Haga, S. (2011) A new processing method to reduce sodium in sausages without potassium chloride and phosphates, Int. Cong. Meat Sci. Technol., 57, P375 (pp.1-4).
・Hayashi, T., Toyoda, N., Arakawa, M. and Haga, S. (2010) Retort processing may induce protein degradation and improve food functionalities of meat products. Int. Cong. Meat Sci. Technol., 56, E60 (pp.1-4).
・芳賀聖一,林 利哉,大場正春,坂田亮一(2009)低温増殖性乳酸菌を接種した豚肉におけるタンパク質分解挙動,名城大学総合研究所 総合学術研究論文集,8,91-96.
・林 利哉,服部篤彦,加藤恵一,藤野槌美,芳賀聖一(2009)直接加熱法と間接加熱法で殺菌したUHT牛乳における水溶性ビタミンとホエータンパク質の残存性の比較 -特に予備加熱の影響について-,日本畜産学会報,80,41-45.
・Hayashi, T., Kato, K. and Haga, S.(2009)Angiotensin I-converting enzyme inhibitory peptide derived from porcine skeletal muscle myosin fermented by Lactobacillus lactis subsp.lactis IFO-12007, J. Res. Inst. Meijo Univ., 7, 71-80.
・芳賀聖一,林 利哉,小川幸彦,田口真理,荒川正樹,坂田亮一,西川 潤(2008)食の安全・安心を担う実習教育,名城大学総合研究所 紀要,13,5-8.
・ 寺本華奈江,佐藤浩昭,孫 麗偉,鳥村政基,田尾博明,和栗伸伍,林 利哉,芳賀聖一(2007)マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法による低温増殖性乳酸菌の迅速同定および分類,分析化学, 56,1063-1070.
・ 藤田利宗,林 利哉,芳賀聖一(2006)レトルト加熱による天然アクトミオシンゲルの物性変化に関する研究, 日本食品科学工学会誌,53,423-429.
・ Shiraishi, S., Nakamura, Y.-N., Iwamoto, H., Haruno, A., Sato, Y., Mori, S., Ikeuchi, Y., Chikushi, J., Hayashi, T., Sato, M., Cassens, R. G. and Ito, T. (2006) S-Myotrophin promotes the hypertrophy of skeletal muscle of mice in vivo. Int. J. Biochem. Cell Biol., 38, 1114-1122.
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