農学へのニーズの広がりに高い水準で対応
農学研究科(農学専攻)は、修士課程(定員20名)と博士後期課程(定員3名)を設置し、生命科学、食料・健康科学、環境科学における高度な専門知識と洞察力を有し、専門領域や関連学術領域における総合的な応用力、創造力及び実践力を備えた専門技術者及び研究者の養成を目的としています。
修士課程では、学生は、13の専修分野(栽培植物生産学、遺伝学、生物保護学、生物資源経済学、生命科学、食品科学、分子化学、生物制御科学、環境生物学、物質動態学、環境修復•応答学、ランドスケープ・デザイン学、フィールド生産科学)の何れかに属し、2年間(標準修業年限)在学して修了に必要な単位を講義、実験および演習で修得します。さらに、学位修土論文を提出してその審査ならびに試験に合格した者には、修士(農学)の学位が授与されます。
博土後期課程は、修土課程等で培った高度な研究能力あるいは技術力を活かし、さらに自立して研究を展開できる能力を有する研究者の養成を目的とします。具体的には、学生は、フィールド生産科学を除いた修土課程の専修分野に対応して設けている12の専修分野の中から1分野を選定します。
そして3年間(標準修業年限)在学して、指導教授から自立して研究を展開できる研究者として必要な指導を受けて修了に必要な16単位を修得した上で、学位博士論文を提出して論文審査と最終試験に合格した者について、博士(農学)の学位が授与されます。
人材養成目的、その他教育研究上の目的
農学研究科は、生命科学、食料・健康科学、環境科学における高度な専門知識と洞察力を有し、専門領域や関連学術領域における総合的な応用力、創造力および実践力を備えた専門技術者および研究者の養成を目的とします。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
修士課程
農学研究科修士課程は、研究科の人材養成目的を理解し、大学などにおける学修を通して、次の能力・態度を身に付けている人を受け入れます。
- 修士課程での学修の基盤となる生命科学、食料・健康科学、環境科学、科学英語などに関する専門知識と応用力を身に付けている。
- 生物資源・生物生産、生命現象・食品機能、あるいは生物環境・環境保全などを扱う総合科学である農学を学ぶことに強い関心や意欲を持っている。
- 課題探求活動に積極的に取り組み、主体的、継続的、協調的に学修する力を身に付け、専門技術者や研究者として社会に貢献する意欲を持っている。
博士後期課程
農学研究科博士後期課程は、研究科の人材養成目的を理解し、大学院修士課程などにおける学修を通して、次の能力・態度を身に付けている人を受け入れます。
- 博士後期課程での学修の基盤となる生命科学、食料・健康科学、環境科学、科学英語などに関する専門知識と応用力を身に付けている。
- 生物資源・生物生産、生命現象・食品機能、あるいは生物環境・環境保全などを扱う総合科学である農学を学ぶことに強い関心や意欲を持っている。
- 課題探求活動に積極的に取り組み、主体的、継続的、協調的に学修する力を身に付け、専門技術者や研究者として社会に貢献する意欲を持っている。