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名城大学農学部園芸学研究室(野菜・花き分野)は、園芸植物(野菜・花き類)の様々な形質について、その仕組みの解明と利用について研究しています。

研究内容

  • 組織培養

    植物の分化全能性が示されて以来、多くの植物で細胞集塊や単細胞からの植物体再分化が報告されてきましたが、園芸植物ではまだすべての植物種や品種で再分化法が確立されているわけではありません。我々は園芸的・学術的に有用と思われる植物について効率的な再分化法の確立を目指しています。
  • 遺伝子組換え

    これまでにも多くの植物で有用な遺伝子が単離され、利用されてきました。そんな有用な遺伝子を園芸植物に導入してより良い形質に改変することを目指します。
  • 遺伝解析

    植物には様々な形質があり、多くの遺伝子によってその発現が調節されています。園芸植物の多くは未だその遺伝様式すら解明されていないものが多くあります。我々は、そのような園芸植物について、遺伝解析を行い、重要な形質についての遺伝情報を得ることを目指しています。
  • 香りの評価

    園芸植物で重要な形質の一つに「香り」があります。我々は、植物の香りがヒトに及ぼす影響を評価し、ヒトにとって心地よい植物の香りがどのようなものかを明らかにすることを目指しています。
  • 香りの改変

    園芸植物が品種改良される中で「香り」は徐々に失われてきました。我々は、遺伝解析や遺伝子組換え手法を用いて植物に香りを付与したり、変えることを目指しています。
  • 栽培条件

    高品質な農産物を効率よく作出するためには栽培条件の最適化が必要です。我々は、養液栽培を用いて野菜の高品質化に必要な栽培条件の検討を行っています。

共同研究

当研究室では、以下のような大学や機関と共同研究して情報交換を行っています。
  • 名城大学農学部フィールド生産科学研究室(森田裕将先生)
    アントシアニン生合成関連遺伝子の発現挙動に関する研究
  • 京都教育大学環境実践教育センター(南山研究室)
    ラベンダーの遺伝解析に関する研究
    トウガラシの辛み果発生と果実揮発性成分との関係に関する研究
  • 京都府農林水産技術センター 農林センター 園芸部(竹本主任研究員)
    トウガラシの品質劣化に及ぼす諸条件の検討に関する研究
  • 東北大学大学院工学研究科バイオ工学専攻(中山亨先生、和氣駿之先生)
    キンギョソウアントシアニン生合成関連遺伝子の発現挙動に関する研究

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名城大学農学部園芸学研究室 野菜・花き分野

〒468-8502
名古屋市天白区塩釜口1-501

TEL 052-838-2434, 2435
FAX 052-833-5524
E-mail tsuro@meijo-u.ac.jp
    sotagaki@meijo-u.ac.jp