農産物が商品として消費者の手元に届けられるまでに多くのリスクが存在します。
そのリスクを正確に把握・評価し、適切に管理することで、生産者・消費者ともに信頼度の高い農産物が生産されます。
生物資源学科では「適正農業規範:Good Agricultural Practice
(GAP)」の考え方を講義体系に取り入れて、
農産物生産工程のリスク評価のできる人材を育成するプロジェクトを行います。
JGAP指導員証の授与式を行いました
2024年9月26日に「GAP実践講座」の合格者に対して、日本GAP協会より合格書とJGAP指導員証が送られましたので、学科長より一人ずつ手渡されました。.本年度は84名が受講し、全員合格しました。本学で行っている「GAP概論」と「GAP実践講座」を通じて、学生は安全・安心な農産物の生産・流通について知識が深まったと思います。
「GAP実践講座」を行いました
2024年8月22-23日に集中講義「GAP実践講座」を行いました。
この講義はJGAP協会公認のGAP指導員研修も兼ねており、グループワークを行いながらGAPのより実践的な理解を深めていく講座となります。皆さん真剣に農業現場の問題点について討論し、よりよい環境を作るための方法を導き出していました。
講義の様子1 講義の様子2
グループワークの様子
公開講座を行いました
2024年6月1日に公開講座を行いました。
シリーズ「食と農の安全を考える」第8回 ―化学が描く持続可能な農業の未来―
講演1.「食糧問題に貢献する鉄の力 ~鉄は肥料かバイオスティミュラントか~」
愛知製鋼株式会社 未来創生開発部 次世代あぐり開発室 室長 鈴木 基史氏
講演2.「食を支える農業化学、 新農薬の研究開発について」
三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社(MCCLS) 研究開発本部 登録部 安全性評価グループ グループリーダー 福元 健志氏
今年度の公開講座は4年ぶりに全面対面方式での開催となりました。
学生にとっては将来のキャリア形成を考える一つのきっかけとなるような研究現場の話を聞くことができ、さらには現在の農薬の安全性など詳しく説明していただきました。講演後は質疑応答コーナーが設けられ、特に一般参加の方から熱心な質疑が行われました。
鈴木氏のご講演の様子 福元氏のご講演の様子
質疑応答の様子
出前講義を行いました
2023年9月8日に津呂先生が岐阜県立加茂農林高校で出前講座「GAPって何だ?」を行いました。普段からGAPについて理解のある高校ですが、大学教員による模擬講義を受講することで、より一層身近なことと感じることができるようになったようです。
「GAP実践講座」が行われました
2023年9月5-6日に集中講義「GAP実践講座」が行われました。この講義はJGAP指導員研修も兼ねています。普段の講義とは異なり、グループワークをしながら、農業生産工程での問題点を洗い出し、改善点を見出していきます。本講座で普段の講義で得られた知識の理解がより深まったと思われます。
講義の様子 グループワークの様子
カット野菜の工場見学を行いました
2023年7月14日に公開講座でご講演いただいたデリカフーズ株式会社の愛知事業所にお邪魔して、工場見学をさせていただきました。
安全なカット野菜を提供するために、様々な注意が払われており、勉強になりました。
デリカフーズの社員の皆様、丁寧なご対応、ありがとうございました。
デリカフーズ社長のお話 質疑応答
サラダを試食させていただきました
公開講座を行いました
2023年6月3日に公開講座を行いました。
シリーズ「食と農の安全を考える」第7回 ―身近な食材、見える安心―
講演1.「GLOBALG.A.P.とイオンアグリ創造の取り組み」
イオンアグリ創造株式会社 総務部品質管理マネージャー 賀川 健氏
講演2.「食材の道のり レタス編」
日本マクドナルド株式会社サプライチェーン本部 渡邉 良輔氏、森谷 亮氏
デリカフーズ株式会社 東京営業所 エリア営業部 藤川 雅恵氏
本学学生は会場にて、一般視聴の方はウェビナーによる配信で参加していただきました。
今回は学生にとって身近な流通および外食産業の材料調達現場で行っているGAPについてご講演いただきました。講演後は学生との質疑応答コーナーが設けられ、活発な質問が行われました。
会場の様子
ご講演いただいた講師の先生方
質疑応答の様子
ご講演いただきました先生方、どうもありがとうございました。
出前講義をしてきました
2022年11月8日に津呂先生が岐阜県立加茂農林高校で「GAPってなんだ?」と題して出前講義を行いました。加茂農林高校ではすでにアジアGAPの認証を取っていますが、生徒たちは授業を聞くことでGAPを再認識していました。グループワークでは活発な意見交換が行われていました。
JGAP指導員合格書授与式を行いました。
2022年10月20日にJGAP指導員合格者に合格書と指導員資格の授与式を行いました。本年度は96名が受講し全員合格しました。本講座で得た知識は食品産業や農産業で必ず行かせることと思います。また、JGAP指導員資格はこれからJGAP認証を受けようとする農場へ指導を行うことができます。皆さんのこれからの活躍を期待します。
生物資源学特別講義Ⅲ(GAP概論・GAP実践講座)を開講しました。
2022年9月5日―8日に集中講義「生物資源学特別講義Ⅲ」が生物資源学科3年生を対象に行われました。
本講座はJGAP協会のJGAP指導員研修も兼ねており、グループワークをしながら農業生産工程管理を学習しました。外部講師による丁寧な説明で、農業のリスク管理や環境保全、労働安全など普段専門科目では学習しないことについても細かく気を配る重要性を学習することができました。
講義の様子 グループワークの様子
公開講座「食と農の安全を考える」第6回を行いました。
2022年6月4日(土)に公開講座を行いました。
今回は講師の先生方をお招きして、講義の一環として生物資源学科3年生を対面で、一般視聴者の方をZoomによるWebinarで配信するハイブリッド方式で初めて行いました。
環境に配慮した農業について「害虫制御」と「エネルギー」の視点から興味深い講演をしていただきました。質疑応答も活発で盛会のうちに終了しました。
なお、Webinarでは、質疑応答の際に音声が聞き取りにくい事象が発生しました。大変失礼いたしました。